今回、VIPルームにカーマ文献のひとつ「アナンガランガ anaGgaraGga」をアップしました。
 
 「カーマ文献」とは、「性愛文献」とも訳される、インドの性愛文化の著述です。
 この方面では、「カーマ・スートラ」が一番有名で、おそらくサンスクリットやインド文化にご興味がない方でもご存知の方が多いかと思います。
 
 一般的に言って、この方面の話はどうも触れるのも恥ずかしい、という風潮があるようで、インドの研究をなさっている方でも、カーマ文献を研究なさっている方は少ないのではと思います。
 
 ここで、私は声を大にして申したい(笑)。サンスクリットを学習する方は、カーマ文献を読みましょう!と。
 
 「カーマ」は、インドで人生の4大目標として挙げられた「ダルマ、アルタ、カーマ、モークシャ」のひとつで、大手を振って学ぶべき学習事項なのです。
 
 そんな大仰に構えなくても、語学学習には、須らく興味が持てる対象を教材に選ぶことが長続きし、また上達する秘訣だと思います。
 
 子供の時に、国語辞典でエッチな項目を引いてドキドキした覚えのある方は多いと思いますし(笑)、英語学習でも、プレイボーイなどの成人雑誌を教材に、読解力を磨いた方もいらっしゃるでしょう。
 
 サンスクリットの学習というと、妙に気難しく、辛気臭く(笑)なりがちですが、そんな学習に嫌気がさしたときには、カーマ文献の読解はうってつけと思います。
 
 できるだけ楽しく、効率のよいサンスクリット学習を標榜するこのサイトでは、このカーマ文献の読解を、サンスクリット学習の大きなテーマのひとつと捉えてみたいと思います。
 
 ご要望が多いようでしたら、カーマ文献を題材にしたサンスクリット教材という、前代未聞の(笑)ことにも挑戦したいぐらいです。
 
 もちろん、サンスクリット学習を志す方には、僧侶さんや、「カーマ」を学ぶ段階を超えて、「モークシャ」を追い求めている方もいらっしゃると思いますので、そのような方には強いておススメすることができませんが・・・
 
 冗談で書いているようですが、性愛術を学ぶ、という以外にも先に書きましたように「カーマ」はインド文化の大きなテーマのひとつですし、またその内容には、アーユルヴェーダとの関連など、重要テーマがありながら、まだまだ研究の手があまり及んでいない、無尽蔵のお宝が眠っているのです
 
 ですので、密やかな楽しみでカーマ文献を読み解く(笑)とともに、この方面の研究をなさる方が増えていただきたい、という願いもこめて、カーマ文献の読解を、みなさまにおススメしたいと思います。
 もちろん、男性だけでなく、女性にもおススメしたいと思います。
 
 先に書きましたように、VIPルームに「アナンガランガ」をアップし、今後もまたカーマスートラなどの文献も順次アップさせていきたいと考えています。
 
 なかなか入手の難しい書籍でもありますし、専門書店にカーマ文献を注文するのが恥ずかしい(笑)、というシャイな方のためにも、どうぞこれらの文献をご活用いただけましたら
幸いです。
Changed at 2007/06/28(木) 21:08
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